「どうせ陰キャは就活不利でしょ。やる気でない。」
「しかも文系…。理系行っとくべきだった。」
「明るく振る舞っても、ボロが出そう。」
陰キャを自覚していると、こう感じると思います。(僕がそうでした。)
でも、就活を避けて通るのは難しいし、後回しにすればするほど難易度は上がっちゃうんですよね…。
さっそく結論ですが、そんな方におすすめなのが、”ドライな陰キャ”になることです。
同じ陰キャでも、印象を悪くする要素を取り除けば、大きく不利にはなりません!
陰っぽい性格だけど、会社で活躍している人を見て気づきました!
これを知れば、無理に明るくせずとも面接官の印象を落とさないので、今後の就活の方針が見えるはず!
また、僕の就活での失敗を公開していきますので、反面教師としていただければと思います(笑)
※結論から読まれる方はこちら
いったん就活はさておき、そもそも陰キャって?
そもそも陰キャとは何かを考えてみます。
- スクールカーストの最下層
- 表立った行動は取らない
- 流行がわからず、ズレを感じる
こんな感じでしょうか。
陰キャとは①:スクールカーストの最下層
イケてる集団に属してないことです。
例えば、修学旅行。僕が高2のときは、宿泊部屋と自由行動が一緒になるグループを作ったんですが見事にわかれるもんです。僕は残り物グループでした(笑)
「1人だけ残ってしまい、どこのグループが自分を引き受けるか」みたいな修羅場にならなかったのはよかった…。
陰キャとは②:表立った行動を取らず、日陰にいる
文化祭の運営委員とか、合唱コンクールのまとめ役は全力で避けます。ただ、だいたいがイケてるグループの「お前やれよ〜」みたいなノリで決まるので、杞憂に終わります。
宿題が多いことに対して野球部が「えー先生今週は頼むって〜」と交渉をしているのを僕はひっそりを見守ってました(笑)
陰キャとは③:流行がわからず、ズレを感じる
好きなこと以外は関心が薄いので、周りと話題のズレを感じることも多いはず。
僕が高校生の頃はAKB48の人気絶頂期で、クラスメンバーが「俺はゆきりん推し!」って熱狂する中、誰一人分からなかったです(笑)
【失敗談】文系陰キャな僕は、就活に苦戦
そんな陰よりな僕には、もう無限に失敗談がありますが、ここでは3つご紹介します。
- ESにかけるエピソードが少ない
- インターンや説明会には恐る恐る参加
- グループディスカッションではすぐ萎縮
結構あるあるではないでしょうか。
就活失敗談①:ESに書くエピソードが少ない
就活では、応募の第一ステップとしてESを書きますが、周りとわいわいするのが苦手な、陰キャ泣かせな質問が多いです。
「集団の中での立ち位置を簡単に教えてください。」
「周りを巻き込んで大きな成果を上げた体験を300字で書いてください。」
僕はサークルには一応入っていたし、バイトもしていましたが、積極的に部員をまとめることもないし、バイトで売上を上げたエピソードもありませんでした。
そういうエピソードは積極的な人に、一極集中する気がします。
大学の専攻で焼きそば作るってなっても、高校の時の文化祭で作ったことあるメンバーが要領よくまとめていたので、出る幕がなかったです(汗)
就活失敗談②:インターンや説明会はおそるおそる参加
説明会の会場で受付を済ませて、席につくのですが、陽キャっぽい2人組がいると、なぞの劣等感というか落ち着かない感じがしていました。
特に何かされるわけじゃないのですが、どうしても自分と比較してしまうので、説明会の時点から自信をなくしちゃうんですよね…。
面接前だとなおさら影響が大きくて、その場では耐えても、面接後に一気にどっと疲れが来ました。
就活失敗談③:グループディスカッションではすぐ萎縮
普段から口数の少ない陰キャにとって、グループディスカッションは抵抗感がりますが、他の人への同意のみだと、評価が下がるんですよね…。
そこで僕は、明るく振る舞って、役職をゲットして積極的に発言をするようにしてみたのですが、失敗もありました。
自分の意見に対して「それ、ズレてないですか?」みたいに言われると「あっ、、、。えーと、そうですね。(小声)」とすぐ萎縮してしまってました。
【結論】就活に挑むには、”ドライな陰キャ”を目指す
こんなふうに周りから評価されづらい陰キャ…。
しかし、無理に明るくならずとも、”ドライな陰キャ”を目指すべきと思っています。
- 陰キャにも種類がある⁉
- その①:じめじめした陰キャ
- その②:ドライな陰キャ
この順に見ていきます。
陰キャには2種類いる⁉
目立つのが苦手だったり、オタク的だったりという性格は変わりませんが、その性格を自分自身でどう捉えるかで分かれます。
それが、”じめじめした陰キャ”と、”ドライな陰キャ”です。
それぞれ解説します。
じめじめした陰キャ
自分に対する劣等感が強く、必要以上に萎縮して、場の空気を悪くしがちなのが”じめじめした陰キャ”です。
例(高1の僕)をあげてみます。
学校で気の合うクラスメイトと喋っている途中で、イケてる女子に話しかけられた瞬間、
「…うん」
「えーっと…」
「どうかな…(小声)」
まるで攻撃されたかのように身が縮こまり「会話、早く終われぇ…」とびくびく。
さらに「でも急に自分に話しかける方も悪い」「陰キャなんだし仕方ないじゃん…察してよ」と責任転嫁して加害者気分に浸ることも。
周りからしたら、話かけただでそんなに萎縮されたら不自然だし、「話しかけるなオーラ」を感じます。
ドライな陰キャ
わいわいするのが苦手でも、オタク的でも、「まぁ性格だしな」と受け入れているのが”ドライな陰キャ”です。
社交的ではないけど「話しかけるなオーラ」は出てません。
こちらも例をあげます。
新卒で入った会社のJ部長は、話が得意とは言えません。声は小さく、冗談を言って笑わせたりもしないタイプです。
でも誰と話しても陰キャ特有のいびつな空気感はなかったのです。
部下から「よく聞こえません」と言われても「ああ、自分は声が小さくてね」とカミングアウトする潔さがありました。
僕はこれを見て、劣等感でじめじめした態度だと人は近寄らないけど、カラッとしてれば、もとの性格のまま受け入れらと学びました。
普段は日差しが好きでも、日陰に入りたいときもあると思います。でもじめじめした日陰だと嫌なのに似ていると思います。
就活を機に、”ドライな陰キャ”になる方法
捉え方を変えるだけだから、誰でも変えられる
先ほどのJ部長のエピソードを見て、
「ただ鈍感なだけじゃないか」
「もともとそんな性格なら楽だけどね…」
と感じる方もいるかもしれません。
しかし、誰でもそんなふうになれます。
「目立つのが苦手」「オタク的」という性格に劣等感をもっているか、受け入れているかだけの違いであり、人の捉え方はかんたんに変わるからです。
「同じクラスで怖いなと思ってた人と偶然話したら、案外良いやつだった!」
アニメに出てくる悪役でも、そのキャラがむかし虐待されるシーンを見て、同情した
なんてこと普通にありますよね。
本を読んで捉え方がガラッと変わった
自分の性格の捉え方を変えるきっかけとして最適なのが、読書です。
そこで、「社交性がない=劣っている」と思っていた僕の考えを変えてくれた本を紹介させていただきます。
自分の性格は、欠点ではなく特徴で、それを活かして成功した人がたくさんいると実例と、科学的な根拠をあげて教えてくれる本で、自信がつきました。
(どちらも良い本ですが、迷う場合は、上の本がおすすめです。)
ちなみに、「本当に読んだところで変われるのか?」と感じる方はこちらも読んでみてください!
タイトルのとおり「やればできる!」ことを科学的に証明してしまった本で、僕はとても勇気が出ました。
おすすめの就活の対策!
自分の性格をコンプレックスと捉えるのをやめれば、面接官からの見え方も変わり一歩前進しますし、就活への苦手意識も減ります。
そこで、次のステップとして、おすすめの自己分析や就活対策をかんたんにまとめました!
- 自己分析は『受かる!自己分析シート』
- とにかく「練習試合」で経験をつむ
- 自己分析、ESや面接が不安なら、他人に相談する
- 逆求人サイトに登録しておく
順に書いていきます。
自己分析は『受かる!自己分析シート』
自己分析がこれからの方、自己分析が難しくて挫折してしまった方におすすめしたいのが本書です。
- 順番に答えるだけで自己分析が完了
- なんと、自己PRまで作れてしまう
- イラスト、文章すべてがハイクオリティ
圧倒的にわかりやすく挫折しにくいのに、高い精度の「自己分析」ができてしまう本で、個人的に衝撃でした(笑)
>>関連記事:『受かる!自己分析シート』超絶わかりやすくてびっくりした(ー_ー)!!
>>関連記事:自己分析におすすめの10冊(実際読んだ本から)
とにかく「練習試合」で経験をつむ
自己分析がある程度できたら、インターンシップ、中小ベンチャーの選考に参加してみてください。本番の前に、練習試合をする感じです。
選考結果はどうでも良いので「この部分で、これくらい苦戦する」というのを実感しておくと、のちのち対策しやすいですよ。
エージェントに合いそうな会社を紹介してもらってみても良いかもしれません。
複数社登録して一番合うエージェントを使うのがおすすめですが、詳細が気になる場合、下記を参考にしてみてください!
>>関連記事:【就活エージェント】そんな使い方では内定できません(´・ω・`)
>>関連記事:結局自分で決めるしかない。他人任せでエージェントを使うのは危険!
自己分析、ESや面接が不安なら、他人に相談する
ただし、インターンや中小ベンチャーの選考にはESや面接という壁があり、不合格になるし何がダメか教えてくれなくて、一人では改善しにくいです。
ES添削や面接練習をお願いするのが近道になります。
相談する友達もおらず、大学のキャリアセンターが気まずい場合は、エージェントか、近くの就活生無料のカフェですね(経験済)
もし、ESに書くような強みが何もないという場合も、
「この質問について、自分なりにこれくらい考えてみたけど、◯◯だからよくわからなくなっている。この場合は△△すべきでしょうか。それとも✕✕でしょうか」
これくらいに過程を伝えられれば、相談にのってもらえるはず。1時間くらい自分なりに考えてみてください。
逆求人サイトに登録しておく
逆求人サイト(登録すると企業からオファーをもらえる)への登録もまだでしたら、しちゃうのがおすすめです。
僕のときは、一部の就活生だけという感じでしたが、今はほとんどの学生が登録をしているので、機会損失になってしまいます…!
>>関連記事:逆求人サイトを使う際の、メリット・デメリット
まとめ:就活を機に、自分を受け入れ、”ドライ”な陰キャに!
陰キャなことに、劣等感をもってしまう方は多いと思います。(僕はそうでした。)
そして余計に自信がなくなって、意図せず「陰湿」「じめじめ」とした感じが出てしまい、周囲の人を遠ざけてしまう気がします。
じめじめしちゃう原因は、「社交性がない=劣っている」と劣等感を感じているからなので、それを取っ払って、性格を受け入れてみてください。
周りを見てみると、そういう性格を受け入れている人は結構いらっしゃって、そんな人ってかなり接しやすいんです。
はじめは、なかなか腰が重いと思いますので、読書のような手軽なことからはじめてみてください!
以上でした!!
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