こんにちは。みのり(@na_minori)です。
今回取り上げる悩み
- 自己分析してるけど強みも仕事もわからない
- これ以上やっても終わる気がしない
- 「なんとなくこれ?」と思ってもピンとこない
就活のとき、社会人2年目で転職しようとしたとき自己分析で詰まりました。「やりたいのはこの仕事がかも!」となっても、有名企業のオファーを見るて目移りなんてことも(ーー;)
結局就活で1年以上、転職で半年も自己分析することに…。10種類以上試した中で一番納得感があった方法もご紹介します。2時間かかりますが「終わり」があります。「何日も進まずに頭を抱える」よりはマシなはず。ぜひ試してみてください!
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【はじめに】自己分析終わらなくても大丈夫でした。
自己分析が終わらなくても大丈夫だった理由
- 0か100かの思考になってるだけだった!
- 時間が経てば解決していた!
まず前提として、今悩んでるからと言って一生悩み続けるわけではないですよね!こうした実感があるだけで楽になるので2つ考えてみてください。
① 0か100かの思考になってるだけだった!
「何もかもダメだ」と思いがちですが「本当に全部ダメでできることは0%」でしょうか?そうじゃないですよね。
- インターン選考に合格した人(100%)に対する不合格な自分(0%)
- 志望先が決まってる人(100%)に対する未定の自分(0%)
こうした比較で「できたか、できてないか」の2択になりがちですが実際70%とか50%くらい進んでないでしょうか?「0か100か」から「70%はできたけど残り30%はまだだ」になると謙虚に頑張れます!
② 時間が経てば解決していた!
大学入試の2ヶ月前なのに、模試がひどすぎる。覚えたと思っていた世界史がすっかり抜けている。自分はもう無理だ。あれだけやったのに忘れるんじゃ何やっても無駄だ。
学校に行かず、家でも勉強できませんでした。「もう何しても無駄だ」と3週間ほどずっと感じてましたし、そうやって何もしない自分にイライラしていました。しかしYouTubeでとあるアーティストのLiveを見たのをきっかけに、もう一度できることだけやってみようと復活します。
こんなふうに解決するし、悩んだことほど振り返ると良い経験になる気がしないでしょうか。
チェックポイント
自己分析が終わらなくても大丈夫!経験的にお分かりの方も多いはず。
こうした前提はありますが「とはいえ早く自己分析を終えたい」と感じるはず。次は自己分析が終わらない理由を見ていきます!これが分かれば解決に近づきます。
自己分析が終わらないのは「自信がなく周りに合わせるから」
周りに合わせてしまった例
- 事務職に向いてる気がしたけど…
- 内面を見るのが怖かった
自己分析が終わらないのは「自分で決定する自信がなく周囲に合わせるから」です。これに関して僕自身の例を2つあげさせていただきます。
例1 事務職に向いてる気がしたけど…
- 自分 :事務職が合ってる気がする
- 一般論:事務職=パートの仕事、文系といえば営業
自分では「こっちが合う気がする」と思っても間違うことや周りの評価が怖くて一般論に合わせないでしょうか。僕は無理やり営業に向いている理由を作り出し、自分を説得してましたが、
でも本当は事務職の方が自分に合ってる気はしてるんだよな…。
こんな衝突があって自己分析は進みませんでした。
例2 内面を見るのが怖かった
また僕は自分の内面を見るのを避けてました。
- 一般的にチームプレイは仕事で重要
- 直感的に自分はチームプレイが下手と分かっている
- 内面を見たり、他人に質問すると「チームプレイが苦手」と分かってしまう
- 内面を見ることを避け「チームプレイができる理由」を作り出す
- 内面を見ない=自己分析が進まない
本当の自分を見ないと自己分析は進みません。それなのに目を背けるのは周りと違うことが怖いからです。今まで「間違わないように」とずっと周りに合わせてきたのに自分の性格が周りと違うと分かってしまうからです。一方、自信があれば周りと違うことは怖くないので正直に内面を見れます。
チェックポイント
自己分析が終わらないのは、自分の決定に自信が持てず周りに合わせるから!周りと一緒であってほしいという願望が消えないから。
自分の決定に自信を持つには「価値観リスト」
価値観リストで自分の決定に自信が持てる理由
- 自分のことをとことん考えるから
- 価値観の順位づけがあると判断に迷いがなくなるから
自己分析が終わらないのは「自分で決定する自信がなく周囲に合わせるから」と書きましたが「とはいえ仕方ないじゃん…。」「じゃあどうすれば良いの?」となると思います。そんな方におすすめしたいのが「価値観リストの作成」です。
自分のことをとことん考えるから
具体的な手順は後ほど紹介しますが「これかな、それともこっちかな」と、かなり考えます。「あのときちゃんと考えたんだ」と自信になります。
※単純ではありませんが終わりが明確なのでかなり挫折しにくい方法です。
価値観の順位が決まると判断も明確になるから
- 早いうちから経済的自由がほしい
- どんどん挑戦したい
- 自分のことは縛られず自分で決めたい
大切にしたい価値観を3つ並べただけでA社とB社のうち1つを選ぶのは難しいです。
- 自分のことは縛られず自分で決めたい
- どんどん挑戦したい
- 早いうちから経済的自由がほしい
一方で価値観の順位が決まっていれば選ぶのも簡単になります。この場合A社の方が合いそうです。もし3つ並べただけなら、自信をもって判断できず周りの評判に左右されてしまいます。
チェックポイント
価値観リストを作る自分にとことん向き合ったという事実が自信になる。また価値観に順位が付けば企業をはっきりと選べるので自分の判断に自信を持てる。
そんな価値観リストの作成手順を次の項目で紹介していきます!
【2時間でできる】5ステップで作る価値観リスト
5ステップ!価値観リストの作成
- 必要なものを確認
- 6つの質問に答える
- 価値観を◎、◯、✕に分類する
- ◎をつけた価値観を10個に絞る
- 10個の価値観を1位から10位に並べかえる
具体的な手順はニューメキシコ大学の研究をもとにメンタリストDaiGoさんが紹介されたものです。実際にやってみた感想や例を入れながら書いていきます。
step1 必要なものをチェック
- 2時間
- 集中できる場所(カフェなど)
- 筆記用具(できれば黒ペンと赤ペン)
- 白紙(できればノート)
- 価値観リストを印刷したもの※
※元ネタはこちらです。一応印刷しやすいようにPDFを作りました。
ファミマ、ローソンなら「PrintSmash」、セブンなら「マルチコピー」というアプリで印刷できます!
step2 6つの質問に答える
価値観リスト作成の準備運動としてこちらの「自己の価値観を知るための6つの質問」に答えます。
- 頭の中でやらず紙に書くこと
- 1つの質問あたり5行以上(目安は1問5-10分)
- 考えたことがある質問は書き写せばOK
- 完璧に考えなくても、直感でそのとき重要だと思うものを書く
例えばこんな感じです。
step3 価値観を◎、◯、✕に分類
- かなり大切にしたい:◎
- 大切にしたい :◯
- 別になくてもいい :✕
80個の価値観を直感で↑の3つに分類しますが結構楽しいです。例えばこんな感じでやりました!
step4 ◎をつけた価値観を10個にしぼる
僕はこんな結果になりました。
- ◎:33個(多い。汗)
- ◯:34個
- ✕:13個
◎の中でも大事なものは赤ペンでマークして10個に絞ります。ここから難しくなってきますがパズルみたいな感じで楽しかったです(*´∀`*)
僕は価値観を比較している最中、面接で使えそうなエピソードが出てきます!すかさずメモ!
step5 10個の価値観を1位から10位に並べかえる
あれこれ考えながらふせんを動かします。一番時間がかかるポイントですが、適当にやらず必ず理由を明確にして順位を決めてください。どっちが上か迷う価値観があったらチャンスです!今までうやむやにしてきた価値観を明確することができます。
僕の場合「これがないと他が全てできない」という理由で「平安」が一番になりましたが、このように理由を書いておくことで納得感が増えます。また1つ前のステップ同様、面接で使えそうなエピソードも書いておきましょう!
まとめ
「自分の決定に自信が持てず一般論に合わせた。でもやっぱり自身の気持ちが捨てきれない…。」
この葛藤が自己分析を妨げます。そんなときは価値観リストがおすすめです!
価値観リストで自分の決定に自信が持てる理由
- 自分のことをとことん考えるから
- 価値観の順位づけがあると判断に迷いがなくなるから
5ステップ!価値観リストの作成
- 必要なものを確認
- 6つの質問に答える
- 価値観を◎、◯、✕に分類する
- ◎をつけた価値観を10個に絞る
- 10個の価値観を1位から10位に並べかえる
僕は「自分じゃ決めれないから、性格も強みも決めてちゃって欲しい」と診断ツールに頼ったり、「モヤモヤしている状態を早く解決したい…。みんなこうしてるし自分もそうしようかな」と一般論に逃げたりしました。しかし全く解決しませんでした。
もし同じように感じる方がいらっしゃればやってみてください!やり終わったら自然と自信がついているはずです!
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