目を合わせて話せないのがコンプレックスでした。
きっかけは就活の面接。目を見て話さない人は評価が下がると知ったからです。
それからいろいろ対策してみるも、就活を終えるのに15ヶ月と苦戦します。
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最後は納得できるかたちで終えられましたが、
- 「目を合わせて話せない自分はだめだ」
- 「自分勝手だから相手の目を見れないんだ…」
こういった思い込みで余計に苦しんだと思います。
そこで、この記事の前半では体験談から「目を見て話せないのはおかしくないこと」をお伝えし、後半では目を見て話す練習法をご紹介します。
劣等感を取っ払えば堂々とできて、練習をすることで「面接中」などの狙ったタイミングでは目を見て話せるようになるはず!
特別なものは必要なくシンプルな方法です。ぜひお試しください!
※具体的な練習法から見る場合はこちら
>>関連記事:【体験談と反省】就活うまくできなかったし、息苦しかった【HSP】
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体験談:HSPな僕は面接で目を見て話せなかった
僕は結構重症だったかもしれませんが、「こんなふうに悩んでいる人もいるんだ」と知るだけでも気が楽になるかと思います!
20年間、気づいていすらなかった。
実は「自分が相手の目を見ながら話せない」ということを就活で初めて知りました。
それまでの20年間は全く気がついてなかったのです!
気がついたきっかけは、就活のノウハウを読んだこと。
面接官とアイコンタクトを取れないと落ちる理由
- 人は目を見ることで安心する
- コミュニケーション力がないと判断される
- 話している内容が本心じゃないと思われる
こんな感じの情報を知って気をつけることにしました。
この時点では「意識すればできる」と思っていました。目を動かすのは自由にできますし。
しかし、いざ面接が終わって考えてみると、準備した内容を思い出しながら必死に喋った記憶はありますが相手の顔を見ていた感じはしません。
ここでようやく面接官の目を見れてなくて、おそらく面接以外でも、話すときはずっと目をそらしていたと気づきました。
気づけたものの、うまくいかない
もっと意識しないとと臨んだ面接でも目を合わせられなくて、これには驚きました。
聞くときは目を合わせられるのに、話すときはなぜかできません。
これがホント不思議で、もうちょっとという距離になるとずれてしまうのは磁石のS極どうしを近づけた感じでした。
数をこなしても慣れるわけでもなく、ネットで調べていろいろ試してみるも上手くいきません。
結局面接でも思うような結果を出ないことが続くとよく自信をなくしていました。
HSPさんが「目を合わせて話せない」と落ち込む必要はない!
僕は「目を見て話せない」ことに悩み、劣等感を持っていました。
- 目を見て話せないのは自分勝手だから?
- こんな簡単なこともできない。
- どの会社でもうまくかない気がする…。
ただ、たしかに面接では不利ですが仕方ない面もあるし気にしすぎる必要はありません。
理由①:目には情報が詰まっている
「目は口ほどに物を言う」という言葉のとおり目には情報が詰まっています。
細かな変化も察知するHSPさんは、普通は気にもとめない目線の動きに気づいて「あれ、変なこと言った?」と心配になりやすいです。
そのため目線を恐れますし、また緊張しているのに目を見てしまうと情報が整理できなくなって当然だと思います。
理由②:目線を送るのが失礼だと思っている
目を見ることに抵抗があると、「こちらが目線を合わせると相手が気まずくなるのでは?」と内心感じているはずです。
そのため、見ようとしてもどこかでブレーキがかかっている気がします。
対処法:自分の性格を正しく知る
ここまで、HSP気質だと目を合わせるのが苦手でも仕方ないと書きましたが、あまり実感がわかなかったり、自分が劣っていると感じたりするかもしれません。
そんな場合は、本を読まれるのをおすすめします。
こういった本を読むと、繊細な人の特徴だけではなく普通の人の感覚がわかります。
「自分と同じような人もいる」という安心だけでなく「普通はそうなの⁉」という驚きも!
僕が「HSPが欠点じゃなくて特徴の1つだ」と受け入れられたのも、普通の人との感覚の違いを読書で学んだとき(社会人2年目)でした。
面接練習:鏡にうつる自分と目を合わせて話す
HSPを知ることが自信の第一歩ですが、目を見て話せると説得力が増すのは間違いないので、ここからは特効薬となるノウハウをご紹介します!
「鏡に映る自分を見ながら話す」という方法です。
手順①:鏡を準備する
できれば姿見が良いですが、人の頭くらいのサイズがあれば大丈夫です。
※スマホのインカメではできません。
手順②:面接で話す内容を準備する
鏡が用意できたら、聞かれそうな質問とその質問への答えを準備してしまいます。
定番の質問5つくらいに対して回答(紙でもスマホメモでも)ができていればひとまず大丈夫です。
手順③:1回目の練習で慣れる
いよいよ練習に入りますが、やり方はシンプルです。
- 鏡に映る自分が面接官と想定する
- 準備した質問の一つを質問されたと想定する
- 目を離さないまま回答する
準備した質問のうち3つをすらすら回答できれば終わりです!
1番のポイントは「鏡にうつる自分の目(目と鼻の中間)から視線をそらさない」こと。
話すスピートはゆっくりでも途中で止まっても良いですが、1つの質問に対する回答を話し終えるまでは目を離さないでください。
手順④:面接前日に練習する
手順③の内容を面接前日にもう一度繰り返します。(1回目を前日の午前にやった場合、少し時間をあけて2回目にトライしてください。)
ポイントは「話す」という動作と、「相手(鏡の自分)の反応を考える」という動作を並行して行うこと。
具体的には、話しながら表情を見て「伝わってるかな?」「わかりにくい部分はなかったかな?」と問いかける感じです。
歩きながらの考えごとは自然にできると思います。「話しながら相手の反応を見る」をそれに近づける!
手順⑤:面接当日に練習する
当日も出発する前にも手順④と同様の練習ができれば準備万端です。
>>関連記事:【もう怖くない】HSPさんが面接中も心に余裕をもつための準備5選
面接が不安なHSPさんは、就活エージェントにツッコミをもらおう!
もし自分で作った回答に自信がない場合は、エージェントにツッコミをもらいましょう。
僕はうまく聞く自信がなかったですが、下のような感じで上手に深掘りをしてもらいました。
「◯◯な理由で、✕✕を志望してます」という回答をつくったんですが、なんかしっくりこないんです…。
では質問ですが、なぜ◯◯を企業の判断基準にしてるんですか?
えーと…。小学校の授業で…。あと大学のサークルも関係あるかも。
いい感じですね!そこを一度ご自身でまとめて、次回また教えてください。
わかりました!
申込むのが恥ずかしかったり、ダメ出しが怖かったりするかもしれません。(僕がそのタイプです。)
ただ面接で不合格になるくらいなら今の時点でつっこまれる方が楽かなと思います!
「予約したしやるか!」と頑張れたりもするので、利用したことがなければ使ってみてください。
>>関連記事:エージェントを使う際の注意点&エージェント各社の比較
ちなみに自己分析に自信がない場合こちらをおすすめします。
>>関連記事:【断トツおすすめです】『受かる!自己分析シート』の評判と感想
まとめ:面接官と目を合わせられないHSPさんも大丈夫
簡単にまとめるとこんな内容でした。
- 目を合わせられなくても仕方ないし、別に変じゃない
- 鏡に映る自分の目を見て練習してみる!
具体的な方法としては、
本で特徴を知るこういった本を読むと、繊細な人の特徴だけではなく普通の人の感覚がわかります。
面接練習をする- 鏡を準備する
- 面接で話す内容を準備する
- 1回目の練習で慣れる
- 前日に2回目の練習
- 当日に3回目の練習
悩んでいるとその問題が複雑に見えるけど、取りかかってみれば意外とシンプルだったりします。
はじめはよく分からなところでも、あとになって繋がってきたりしますのでぜひお試しください!
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