「もっと考えて行動して」かぁ。。自分ではちゃんとやったのに。
「ESの志望理由もっと工夫したら?」って言われたけど何したらいいの?
考えるとか工夫するはよく聞くし、自分で使うことも多い。
意味くらい分かってるつもりだった。
でも新卒1年目のときに上司に突っ込まれてわからなくなる。
自分では考えて送ったメールだったが
読んだ上司にダメ出しを受けた。
「もっと考えて送らないかんよ。」
その場では、
「はい、すみません。」
というものの心の中は、、、
「具体的に何をしたら考えたって言えるんや(;´Д`)」

特に新卒1年目は
ホントよく思ってた(*´∀`*)
毎日一回は言われるから 笑
考えるは頭の中の作業。
見えなくて分かりづらい。
でも誰も考えてくれない(´;ω;`)
ググっても出てこない。
「もっとわかりやすく伝えない方も悪いよね?」

とイライラしながらも悔しくてAmazonで何冊も買い込んだ 笑
浪費な気もしたが、読んでみたら、なんとなくピンときた。
「いくつもの本に共通しているし、そういうことなの?!」
「こんなに単純でいいのか(・・?」
という不安はあったが実践したら、
上司に注意される回数は減ったし、
注意されても何を求められているか分かるようになっていたのだ!!!

この記事は、そんな考える方法を
・難しい言葉を一切使わないで
・具体的な行動に移せる
ように書いてみた。
”考える”は使いこなせると強くて
「ここぞ!」という場面で意識して深く考えられるようになる。
(僕は気づくのが遅かった!!)
さっそく結論を
「考える=自問自答する」だ!!
「え・・・?」
「”自問自答”も意味わからんわ。。」
となった方も「戻る」を押さないでいただきたい 笑
この記事を読み終えるときには、説明できるくらい理解しているはず。
自問自答と書いたが、要するに
①自分で自分に質問する
②その質問に自分で答える
という2ステップ。
これだけでOK。
まとめ
重要なのでもう一度だけ、
”考える”とは、
①自分で自分に質問する(=自問)
②その質問に自分で答える(=自答)
という2つのステップを行うこと。
身近な例でイメージをつける
ここからは身近な例をみてイメージを固めていきたい。
就活本
「なんで就活本?」
と思うかもしれないが、就活は考えることが多いからだ。
特に一番いっぱい考えるのは自己分析。
そこで自己分析の本や、リクナビなどの自己分析ツールを使った方は多いと思う。
それらをよく見てみると、、、
「幼少時代に好きだったことは?」
「小学生のときの趣味は?」
「中学生のとき熱中したことは?」
「質問だらけ!」
「答えることがたくさん!!」
と気づく。
「理想的な働き方」っていうテーマを考えるためには、
①自分で自分に質問する
②その質問に自分で答える
の2ステップが必要だから、こんなに質問や答えることが多い!
ーーーここから余談ーーー
ちなみに就活の自己分析では
誰かが代わりに①自問をしてくれている。
「どんな働き方したい?」みたいな
答えが決まってないテーマを考えるとき
自問にちょっとコツがいる。
自分で作った質問が難しすぎたら途中で萎えるので、他の人がやってくれている。
読書感想文
夏休みの残り2日で仕上げて
しょぼい内容で恥ずかしながら提出

嫌な記憶しかない読書感想文(-_-;)
そんな読書感想文は2種類に分類できる。
①考えがたくさん入ってるもの
(考えが入っている)
②本の要約に感想を付けたしたもの
(考えがほとんど入っていない)
①が書ける人は
↓ように頭の中で自問自答している。
「一番心が動いたのはどのシーン?」
→飼い犬が友達にいじめられていたが、主人公は気づかないふりをしていたところ。
「そのシーンでどう思った?」
→申し訳ない気持ちになった。
「それはどうして?」
→自分は昔、祖母が大切にしてた花瓶を壊したがずっと知らないふりをしてた。それを思い出した。
「じゃあこれからどうしたい?」
→誰かが困っているのを知らんぷりすると辛い気持ちになる。だから今後そうしないようにする。
一方で、
「よくわからんし、そのまま書くか!」
「感動しましたってどっかに入れればいいっしょ」
ってなってたら要約。
(ちゃちゃっと終わらすための要約は有り派)
真面目な人が職場で使えない理由?!
「学生時代に勉強ばかりのヤツは使えんな、まったく(;´Д`)」
学歴コンプで言ってる人もいるが、一理ある。
「わかるのが純粋に楽しい」
「目指す大学があって頑張る」
と自発的に勉強する人は大丈夫だ。
しかし、
「親や先生が言うからやる」
という人はちょっと危ない。
言われたことばかりやっていると、
「何をしたいか?」
「何をしたらいいか?」
と自問自答することをやめて、
指示をもらうことに慣れすぎる恐れがある。
そうなると自分で考える力を失ってしまい、
指示がないと何もできない人になってしまう。

※もちろんどんな人でも考える力は鍛えられる。
逆にちょっとやんちゃしていた人の方が頼もしかったりする。
そんな人のほうが
「自分は何をしたいか?」
「何が楽しいか?」
を自分に質問することに慣れている。
そのため予想外の事が起きても、
「何をしたら良いのか?」
と考えることができて「真面目な人より使えるじゃん」となる。
具体例なアクション
考える=自問自答するのイメージがついたところで、
実際に使えるようになるための方法を書いていく。
最低限必要なのは2つだけ!
①ペンと紙を用意する
必要なのは紙とペンだけ!
頭の中で自問自答することもできるが結構むずかしい。
わからないことがあって、友達に質問しようと声に出したら
「あ、ごめん自分で解決したわ」
という経験をしたことがある人も多いと思う。
頭の中よりも、頭の外に出してしまうほうが、より冷静に自問自答ができる。

ちなみに、紙はA4のコピー用紙に大きな文字で書くのがおすすめ。
でもノートでも良いし、もちろん裏紙もOK
ペンはスラスラ書けるボールペンがいいけど、何でも大丈夫。
②テーマを決めて自問自答する
紙とペンが用意できたら、いよいよ実践!
テーマを決めて自問自答。
テーマは考えたい話題で、いま困ってること、うまくやりたいことなど何でもOK
いったんテーマは「明日の休は何をして過ごすか?」とした。

僕は1枚目にテーマとその質問を書いて
2枚目以降の紙に1枚めの質問に答えていく感じでやってるけど、このへんは自由。

テーマが難しいほど、深く考えたいときほど、質問の数は多くなる。
「休日は何する?」に対して、
考えずその場で答えを出すのと
自問自答をして答えを出すのでは
答えが変わることも多い。
同じ答えとしても、検討したかどうかで納得感が全く違う。
まとめると
①ペンと紙を用意する
②テーマを決めて自問自答する
この2つだけだ。
最初は、時間がかかったり、戸惑ったりするが2回3回とやるうちにどんどん上達していくので大丈夫。
ーーーちなみにーーー
詳しい手順は『ゼロ秒思考』がわかりやすい。
写真つきの説明でめちゃめちゃわかりやすい。
もうこれより詳しいのないんじゃないってレベル 笑
ケース
イメージ付けのため、もう一つだけ。
(もうわかってる人は飛ばしてOK)
実際に↓のケースで実践してみる。
※状況設定にツッコミどころはあると思いますがご了承ください汗
上司K「次の会議の議事録Wordで作っといて。」
部下F「わかりました!」
ーーー会議後ーーー
部下F「さっきの議事録確認お願いします。」
上司K「見にくくない?ちょっと”考え”て直しといて。」
(上司は忙しくて、どこかに行ってしまった。)
部下F「さっそく直してみるか!」

「なんとなく直してみて終わり」
とするのではなく、
「考えるチャンスだ」
と気付けるだけでも僕は、かなり成長を実感できた。
↓自問自答の例
テーマ「何で上司は見にくいと思ったか?」
「以前も見にくいと注意されたことはなかったっけ?」
→「結論から書きなさい」って言われた!
→結論を最初に書こう。
「自分で見にくいと思うか?」
→特に思わないけど、1枚にまとまってたほうが良いかも。
「手本はないかな?」
→先輩にもらってみよう。時間あればちょっと相談してみようかな。
「てか直すのはいいけど、上司にどこが見にくいか聞いたほうがよくない?」
→時間をかけずに直すべき点を整理して上司に後で相談しよ。
忘れがちだけど、「紙に書く」のは大事!
最後に
考える=自問自答するという感覚、少しはつかめたと思う。
はじめは時間がかかるかもしれないが
実践しているうちにだんだん早くなると思う。
いろいろ書いたけれど
実践してみるのが一番大事!
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
ーーーちなみにーーー
僕の場合は、考えるという作業に慣れてなかったので、ちょっとしたことで躓くこともあった。
「こんな質問でいいのかな」
「もっと自問自答繰り返したほうがいいかな」
って考えて手が止まってしまっていた。
今思うとしょうもないなーと感じるけれど、はじめはやっぱり大変だと思う。
そんなときはもう一度この記事を読み返してみたり、あとは本を読むのもすごくおすすめ。
いろんな人から同じテーマを説明してもらうことでよりイメージがつかめる。
モノを見るときに、
正面から見るだけじゃなくて
上から見たり、横から見たりすることで
よりイメージが強くなる。
本もそれと一緒かなって思うのでおすすめ。
おすすめの本
おすすめ度★★★
『ゼロ秒思考』赤羽雄二
『あなたの話はなぜ通じないのか』山田ズーニー
おすすめ度★★
『自分の頭で考えよう』ちきりん
『メモの魔力』前田裕二
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